スキップしてメイン コンテンツに移動

日記544


空耳アワーの再現VTRによく出ているエキストラさんを、ほかの番組で見かけるとわけもなくうれしいの法則がわかるひととしか会話をしたくない気分に名前をつけたい。

何人かいるけれど、エキストラ界ではとても有名な方々なのだと思う。名前は知らない。調べない。でも顔を見るだけでうれしくなる。空耳アワーの刷り込みによって条件付けされている。このひとがいるってことは、いまからおもしろいことが起こるにちがいない!と無意識レベルで反応してしまう。

デイリーポータルZの配信動画、プープーテレビをよく見ているのですが、同じようにみなさん顔を見るだけでうれしくなります。安藤昌教さんの、ものを剥かずに食べる10秒動画なんか、サムネイルでおもしろくなってしまう。「原子炉の研究者で、氣志團のバックダンサー」というよくわからない経歴もおもしろ過ぎる。そしていまは、週にいちどものを剥かずに食べている。

安藤さんはinstagramでふつうの猫の写真をアップしているだけでも、失礼ながら笑ってしまう。ふつう過ぎておもしろい。なにをやってもおもしろい。わたしの中では存在そのものがおもしろい領域に入っています。もしじっさいにお会いしたら、視界に入っただけで笑い転げてしまうかもしれない。ほんとうに失礼です。尊敬しかないし、馬鹿にするつもりは毛頭ないのですが、会わないほうがいい。どうせおもしろいんだから。


はじめて聞く、ゆでたまごを食べる音。斬新。
これ再生リストで何本も続けて見ていると、永遠に笑っていられます。わたしの幸福が約束されます。気が狂う寸前で止めます。寸止めだから。まだ狂ってはいないはず。

さいきん日記をサボりがちで、書くことがたまります。日々たまります。でもぜんぶ捨てます。あ、ひとつだけ拾いたい。徹子の部屋に梅沢富美男が出演していた回を祖母と見ていて、梅沢富美男のいじり方が日本一うまいのは黒柳徹子だと思いました。うまいというか、相性がすごくいい。梅沢さんの受け方もわかりやすくて。これは書いておきたかった。

梅沢さんは1から10まで丁寧に大声で説明的なツッコミをしてくれるから、徹子さんにも100%つたわるみたいで、梅沢富美男の浮気症いじりをエンジョイしている徹子さんが愛おしかったです。梅沢さんが娘の友人をナンパした話を何度もむしかえす。そのたびに大声で説明的な弁明をする梅沢富美男。言い訳を聞いても容赦のない徹子。しまいには謝罪して反省する富美男。お笑いの構図として、ものすごく噛み合っている!相性抜群。名コンビです。


小ネタ集みたいになってしまいますが、数ヶ月前から食べ物を咀嚼中に「ダウンロード中」みたいなゲージがあたまに浮かびます。「わたしはいま、ごはんをダウンロードしているのだ」と思う。それだけです。

5月20日に終了したルドン展で、うどん県のひとは無料キャンペーンをやっていた話。「ボインちゃん」とも語呂が合うので、と思いましたが、朝丘雪路さんが亡くなっていたことをいま知りました。なんつうきっかけで知らせてくれる……。

そういえば、大杉漣さんが亡くなったとき、グループ魂の名曲「竹内力」のyoutubeコメント欄でご冥福をお祈りしているひとがいたので、西城秀樹さんが亡くなったと聞いてすぐに、レイザーラモンHGの「YOUNG MAN」カバー動画をyoutubeでチェックしてみました。コメント欄で、ご冥福をお祈りしている人間がいないかどうか。さすがにいませんでした。めでたしめでたし。

あ、ルドン展は、バレンティンとも語呂が合います。東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン選手も無料でルドン展に入場してもいいでしょう。いいでしょうとも。もう終わったけれど。 

小ネタでいうと、あと、数日前に母が「心霊写真があった!」と興奮していました。じぶんの腕が消えているそうです。じっさいに見てみると、がんばればそう見えなくもない、くらいの感じ。そんで「左肩の調子が悪いの」といいます。つづけて「消えてるのは右だけど」と。「このせいか腰も痛い」という。なにもかもがちぐはぐな気がする。「早めに整形外科を受診しましょう」と言うほかはなかったです。

思い出したことはぜんぶ拾ってしまった。くだらないことでも、いま書かないと永遠にうしなわれてしまうと思って。とにかく梅沢富美男と黒柳徹子の相性は抜群なのです。わたしはくだらない些事に救われるから、なんでも書き留めておく。「夜聴の会」のことはあした書きます。

きょうはこのへんで。


コメント

anna さんのコメント…
うっわ。ゆでたまご剥かずに食べてる。奥歯でじゃりじゃりしそう。
最初の画像を見たとき何だかわかんなくて、かに星雲?って思ってしまった。
nagata_tetsurou さんの投稿…
画像は、かに星雲です。
ものを見る目は第一印象がたいせつです。その直感を信じてください。上の画像は夜空に浮かぶ、かに星雲なのです。そう見えたら、それが正解!

安藤さんは、嫌がることなく「いけますよ」という態度なところが好きです。余裕でじゃりじゃりしている。だからこそ、ときおり躊躇するところも、あきらかに無理をしているところも効いてきます。

この企画が、ハナから嫌々やらされている感じだったら、まったくおもしろくないと思う。ぜんぶ「やってやりますよ」って堂々とした態度からくる面白味なんです。