2月16日(土) マニアフェスタ@アーツ千代田3331へ。「約100組の極上のマニアが大集結するお祭り」です。マニアックな賑わい。ゴムホースの写真を撮っている中島由佳さんのブースでクリアファイルを買いました。おしゃれなゴムホースのクリアファイル!(※個人の感想です)。気に入っています。 多岐にわたるマニアックなブースが並んでいて、いちいち惹かれてしまうため散財警報を早めに発令し節約モードで眺めました。タカアシガニでつくられたディジュリドゥ(オーストラリアの先住民族アボリジニの管楽器)が拝めただけで満足度メーターは振り切れて33回転。もう満足。「ディジュリドゥマニア」として来ていたミュージシャンの北川和樹(スマイリー)さんの姿も遠めから拝む。 さいごにマンボウ博士の澤井悦郎さんから、マンボウ属の見分け方などをレクチャーしていただき、ぷらぷら帰りました。いまのところマンボウは大きく3種類に分類されるそうです。マンボウ、ウシマンボウ、カクレマンボウ。この3種。 ウシマンボウは2010年、カクレマンボウは2017年に発表されたあたらしい分類です。マンボウとウシマンボウの大きなちがいは、頭部の隆起と舵鰭にあります。マンボウは頭部に隆起が見られず、舵鰭が波打っています。対してウシマンボウは頭部にコブのような隆起があり、舵鰭がきれいなひとつの扇形です。カクレマンボウについては、ことばだけではわかりづらいため、「 マンボウとウシマンボウとカクレマンボウ 」というページの図解がわかりやすいです。この3種は鱗の形状でかんたんに判別可能だそうです。しかし写真では鱗の細部まで目視できないことのほうが多いかな。 専門家のあいだにも、まだあたらしい分類が浸透しきっていないそうなので、いまのうちにマンボウ3種を見分けられるようになると世の中から頭ひとつ抜きん出ることができます。胸を張って道の真ん中を歩けます。上座に鎮座できます。写真でもよくウシマンボウやカクレマンボウが「マンボウ」と誤記されているそうです。ライバルに先んじてパーフェクトなマンボウ属の見分け方をマスターしましょう。 見たいブースがあふれており、想いもあふれかえって干からびて途中であきらめました。冬の乾燥のせい。こういう場所は、事前に情報を整理してからでないといけません。...